禁煙で抜け毛は減るか

ヘビースモーカーにとって禁煙はとてもつらいことです。人によっては三度の飯よりタバコが好きという方もいます。信じられないかもしれませんが、一日に3箱以上吸う人もいます。ここまでヘビースモーカーであるとタバコをやめるということは至難の業です。誰かがやめてほしいと嘆いたところで辞められない可能性があります。自分自身で健康に気を遣ってやめるという可能性にももはや期待できない状態です。

しかし、もし禁煙が薄毛改善に効果があると分かればどうでしょうか。

今回は禁煙で抜け毛は減るかについてご説明致します。

喫煙

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。
また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

出典 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-002.html

 

喫煙は、タバコの葉を乾燥・発酵などの工程を経て加工した嗜好品に火をつけその燃焼ガスと、煙を吸引する行為です。タバコの葉に含まれるニコチンを摂取する手段または行為を指します。

紙巻きたばこのほか、噛みたばこや葉巻、嗅ぎたばこなどがあり、また特殊な紙巻たばことして薬用たばこと称しているものもあります。

 

禁煙すると抜け毛が改善されるのか

喫煙の影響で、肌の水分は失われます。頭皮の水分も減るのでカサカサと乾燥します。髪が抜けやすくなるなどし薄毛が進むことがあります。

また、髪は頭皮の毛細血管から栄養を吸収しています。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させます。つまり血液を流れづらくさせるのです。

ちなみに禁煙することで、水分も保たれ頭皮の血液の流れがとてもスムーズになり、頭皮全体にまんべんなく栄養が届くようになります。

ただ喫煙は抜け毛の原因の活性酸素を増加させます。活性酸素は、頭皮の皮脂を増やし、毛根に皮脂がたまるので髪が弱ってしまいます。

禁煙をすると活性化酸素を少なくし、頭皮の油分をコントロールできます。

髪の成長に必要な酸素や栄養を届ける役割をしているビタミンEがニコチンにより壊されると、髪の毛に大事な栄養が届かなくなります。これも抜け毛の原因となります。

禁煙でビタミンEが必要な量に増えれば必要な栄養をスムーズに髪の毛に届けることができます。

絶対ではありませんが、禁煙で抜け毛症状が改善する場合もあるでしょう。

 

ダウンタイムもほとんどありません

自毛植毛は薄毛になりにくい部分の自分の髪の毛を採取し、薄毛部分に移植する植毛法です。毛髪の毛根の下部には毛乳頭があります。髪の毛の成長に必要な栄養素を取り入れる組織です。薄毛部分に移植された毛乳頭は毛細血管や神経と結合、着実に成長し毛髪が生えそろっていきます。

自毛植毛で一度植毛した毛髪がきちんと生着すれば、再び自分の髪の毛となります。抜け落ちても毛髪サイクルにより、半永久的に自分の毛髪が生え続けます。薄毛の影響を受けにくい後頭部・側頭部の髪の毛をドナーとし移植するので、治療後に脱毛症になり抜け落ちる心配はありません。

また、自分の毛髪なので、拒絶反応が起こる心配もありません。ダウンタイムもほとんどないので、術後も普段通りの生活をすることができます。

自毛植毛は髪の毛が生えそろうまで、基本的には半年~1年ほどかかります。 施術から1週間ほどで移植毛が生着、その後発毛します。1年が経つ頃には十分な長さに生え揃うでしょう。

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自毛植毛アスク井上クリニック 東京
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