薄毛の前兆をご存じでしょうか。薄毛はある日突然すべての毛が抜け落ちてしまう訳ではありません。程度の差はありますが、少なからず大量に抜ける前には前兆のようなものがあります。
薄毛の前兆を知るということは早期発見にも繋がります。ほとんどの症状や病気がそうであるように、薄毛も早期発見するに越したことはありません。
今回は薄毛の前兆についてご説明致します。
目次
髪が細くなる
薄毛の方の割合でもっとも多いのがAGA(男性型脱毛症)。名前だけは聞いたことのある方も多いと思われます。
素人目に見ても髪が明らかに細くなってきたのを感じたら、まずはAGAを疑ってみましょう。髪が細くなるということは髪の毛が成長しきっていないことを意味します。これを放置すると髪がどんどん細くなり、成長しきれず脱毛。薄毛となります。
毛にハリがない
健康な髪であれば上から手で押さえてもすぐに元に戻ります。しかし弱っているとそのままの状態になってしまうのです。 髪質とは無関係なので誰でもチェックできます。寝ぐせがここ最近まったく気にならなくなったという方は、黄色信号かもしれません。
櫛通りが違う
ブラッシングをすると必ず髪の毛が数本抜けます。 もし櫛を通すときに何度やってもまったく痛みを感じないようならば、髪は弱ってきています。 ごわついたりして逆に絡んでしまう場合は、毛根から栄養がうまく伝わっていないということだと思われます。
フケが増えた
フケは頭皮が角質化したものです。必ず発生してしまうものであるため一切無くすということは不可能です。しかし、フケの量が急に増えた場合、それはフケではなく皮脂が固まったものである可能性があります。
過剰分泌されたフケは毛穴をしっかりと洗わないと頭皮を炎症させ薄毛の原因になることもあります。
根本の状態
抜けた髪の根元に注目してみてください。 正常な抜け毛は根元が丸みを帯び白くなっています。丸みがほとんどない場合は髪が成長しないまま、抜けたということになります。
根本が黒くなっている場合は、老廃物が溜まっている可能性があります。
色素について
ストレスや喫煙が原因で毛細血管が詰まったり収縮したりする可能性があります。髪が栄養不足の状態になるとツヤが無くなります。色素もかなり薄くなって細くなってしまいます。
逆に頭皮の毛細血管から栄養がしっかり行き届いている髪は艶があり、黒々としているのです。
これら薄毛の前兆が見られる場合は、自毛植毛を含め薄毛治療を検討しましょう。
ダウンタイムもほとんどありません
自毛植毛は髪の毛が生えそろうまで、基本的には半年~1年ほどかかります。 施術から1週間ほどで移植毛が生着、その後発毛します。1年が経つ頃には十分な長さに生え揃うでしょう。
自毛植毛で一度植毛した毛髪がきちんと生着すれば、再び自分の髪の毛となります。抜け落ちても毛髪サイクルにより、半永久的に自分の毛髪が生え続けます。薄毛の影響を受けにくい後頭部・側頭部の髪の毛をドナーとし移植するので、治療後に脱毛症になり抜け落ちる心配はありません。
自毛植毛は薄毛になりにくい部分の自分の髪の毛を採取し、薄毛部分に移植する植毛法です。毛髪の毛根の下部には毛乳頭があります。髪の毛の成長に必要な栄養素を取り入れる組織です。薄毛部分に移植された毛乳頭は毛細血管や神経と結合、着実に成長し毛髪が生えそろっていきます。
また、自分の毛髪なので、拒絶反応が起こる心配もありません。ダウンタイムもほとんどないので、術後も普段通りの生活をすることができます。
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