熱々の湯気が煌々と立ち上り、きらめく湖面のように輝くスープ。これをれんげですくい、麺と一緒に勢いよくすする至福の時―。
ラーメンの食べ方、味わい方は人それぞれですが、もはや国民食と言っても差し支えないほど広く普及しています。
今回はラーメンの中でもより身近なカップめんについてです。お湯を注ぎ、3分経ったら食すことのできる革命的なこの商品は、今やどこのコンビニ、スーパーにでもあり、私たちの食生活に欠かせないものとなってます。
しかし、このカップラーメンを食べることで薄毛に何か影響があるのでしょうか。
今回は薄毛はカップメンで悪化するかについてご説明致します。
カップメンについて
容器に入れ、かやく(具材)を添付した麺料理のことです。日本生まれのこの商品。今や世界に広がっているメジャーな食べ物です。日清食品の創業者・安藤百福が1971年9月18日に発売した「カップヌードル」が最初の製品であると言われています。間食として普及を視野に入れて開発されたもの。こちらは欧米で、紙コップにチキンラーメンを入れ、それに湯を注ぎフォークで試食する姿を見たことからの発想と言われています。
成分
カップメンは炭水化物が主成分です。塩分や脂肪分なども多く含み、スープは高塩分、高油分です。そしてビタミンや繊維質、ミネラルは本当に少量しか含まれていません。栄養が偏った食品なのです。しかし現在ではこの栄養価の不足を補うために、ビタミンB1、ビタミンB2、そしてカルシウムが添加されているといいます。
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所は、日本人の食塩摂取源食品の1位はカップ麺と発表し、「食塩の取りすぎが血圧の上昇と関連がある、注意してほしい」と呼び掛けたとのことです。
薄毛との関連性
まず、カップメンを食べるとすぐさま薄毛になるということではありません。
しかし、カップラーメンには食事1食から摂取する塩分よりも、多くの塩分が含まれています。
塩分の過剰摂取は血流を滞らせる原因となります。血流が滞ることで、頭皮の血行もかなり悪くなり、健康な髪の毛がまったく育たなくなってしまいます。
そして脂質も多く含まれています。脂質を摂取しすぎると、油分で毛穴が詰まりやすくなります。
糖質も実に問題です。これを摂りすぎてしまうと、糖が体中に余って体内のタンパク質とがっちり結合します。この糖化は体のあちこちで起こります。細胞の働きを鈍らせ、老化させてしまいます。これは頭皮でも起こるので毛包幹細胞や毛母細胞の元気がなくなります。ヘアサイクルの乱れにつながる結果になります。
カップ麺の楽しみ方
カップ麺は健康に悪いから食べるなということではありません。食べすぎがよくないのであって、たまに食べる分には問題ありません。大好きなラーメンを制限されると、食べられないストレスで薄毛になる方もいるそうなので、こちらのほうの注意も必要です。
まとめ
自毛植毛について
自毛植毛は薄毛になりにくい部分の自分の髪の毛を採取し、薄毛部分に移植する植毛法です。毛髪の毛根の下部には毛乳頭があります。髪の毛の成長に必要な栄養素を取り入れる組織です。薄毛部分に移植された毛乳頭は毛細血管や神経と結合、着実に成長し毛髪が生えそろっていきます。
自毛植毛で一度植毛した毛髪がきちんと生着すれば、再び自分の髪の毛となります。抜け落ちても毛髪サイクルにより、半永久的に自分の毛髪が生え続けます。薄毛の影響を受けにくい後頭部・側頭部の髪の毛をドナーとし移植するので、治療後に脱毛症になり抜け落ちる心配はありません。
また、自分の毛髪なので、拒絶反応が起こる心配もありません。ダウンタイムもほとんどないので、術後も普段通りの生活をすることができます。
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