薄毛治療を希望する方は非常に多いです。しかし、毛髪が生え始めたとして、それが産毛だったならば満足できるでしょうか。
今回は薄毛治療をしたとして、産毛が生えれば大丈夫かについてご説明致します。
産毛だけでは満足しない
多くの人は髪の毛が発毛するというのは黒くしっかりとした髪の毛が再び生えそろうことを想像します。そのため、治療の結果産毛しか生えなかったとなると、不満を持つだろうと容易に想像できます。
そのため、薄毛治療をした結果、黒い髪の毛が生えそろう状態を実現すべきと考えます。
産毛の生え始めはとても大事
生え際などに現れた産毛は休止中の毛根が活動を始めた証拠。しかし、その毛根が正常な機能を取り戻すためには、より多くの栄養や、頭皮に悪影響を与える生活習慣の排除が必要になります。
通常、産毛が生えた段階で大抵の人が育毛ケアを止めてしまいます。これがなおさら薄毛を進行させます。育毛剤の場合、産毛が生えてきたことに油断し、そこで育毛ケアを止めてしまうと、太く健康的な髪の毛に育たず、早々にこれが抜けてしまう恐れがあります。
発毛について
薄毛を引き起こす原因は、加齢によるホルモンバランスの乱れや、睡眠不足、ストレスや栄養不足、また間違ったシャンプーの仕方だけでなく、頭皮ケア、遺伝などが挙げられます。
間違ったケアをしてしまうと、発毛するまでの期間を引き延ばしてしまうかもしれません。これら薄毛改善にかける期間を短くできるかどうかは、産毛がきちんと生え始めて、回復の兆しが見え始めた時期のケア次第です。
必要な栄養について
産毛が生え始めた時期、育毛のためより多くの栄養を摂ることが大事です。
大事なのは、以下の栄養素を積極的にとることです。
タンパク質、オメガ3脂肪酸、ビタミン群、亜鉛、鉄分などです。
これらはサプリメントなどからも手軽に摂取することができます。しかし、なるべく食事からも、まんべんなく摂るようにしましょう。そして間違ったシャンプーやヘアケアで、頭皮に余計なダメージを与えないようにも気をつけましょう。
まとめ
産毛が生えれば大丈夫かについてご説明致しました。
育毛ケアの場合は時間がかかるだけでなく、改善には個人差があります。より確実な発毛を希望する場合は自毛植毛がおすすめです。
自毛植毛であれば自分の髪の毛が何度でも生え変わります。洗髪もパーマも自由にできるようになり、好きなヘアスタイルが楽しめるようになります。
自毛植毛はダウンタイムもほとんどなく、拒絶反応が起こる心配もありません
自毛植毛は薄毛になりにくい部分の自分の髪の毛を採取し、薄毛部分に移植する植毛法です。毛髪の毛根の下部には毛乳頭があります。髪の毛の成長に必要な栄養素を取り入れる組織です。薄毛部分に移植された毛乳頭は毛細血管や神経と結合、着実に成長し毛髪が生えそろっていきます。
自毛植毛で一度植毛した毛髪がきちんと生着すれば、再び自分の髪の毛となります。抜け落ちても毛髪サイクルにより、半永久的に自分の毛髪が生え続けます。薄毛の影響を受けにくい後頭部・側頭部の髪の毛をドナーとし移植するので、治療後に脱毛症になり抜け落ちる心配はありません。
また、自分の毛髪なので、拒絶反応が起こる心配もありません。ダウンタイムもほとんどないので、術後も普段通りの生活をすることができます。
自毛植毛は髪の毛が生えそろうまで、基本的には半年~1年ほどかかります。 施術から1週間ほどで移植毛が生着、その後発毛します。1年が経つ頃には十分な長さに生え揃うでしょう。
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