月別アーカイブ: 2016年1月

毛穴

毛穴とは??

体毛以外にも皮脂腺や汗腺が存在する毛穴

毛穴トラブルは体質や生活習慣、スキンケアなど多くの影響を受ける

顔と体の毛穴は種類が違う?いずれも人体にとっては必要な存在

「毛穴」と言えば毛が生えるところなのですが、毛穴の役割や構造はもっと複数です。
毛穴は単純に体毛を生やすだけでなく、多くの大切な役目を果たしています。

毛穴がもたらす皮膚への影響

毛穴から皮脂が分泌されることはご存知の方も多いでしょう。

これは、毛穴の内部にある皮脂腺から分泌されています。

毛穴から出てくる皮脂は厄介者扱いされやすいのですが、本当は皮膚を保護する大事な存在。

皮脂があるからこそ肌の潤いが保たれ、外的刺激からも守ってくれます。

皮膚に存在する毛包は、毛乳頭などを包むように大きく窪んでいます。

この窪みの出口が、私たちが毛穴と呼んでいる部分。

目に見えない毛穴の内部には、毛の元になる細胞や皮脂を出す皮脂腺、汗を分泌する汗腺なども存在しているのです。

また、頬の毛穴が目立ってしまう原因は、実はたるみです。毛穴とひとくくりにしてしまいがちですが、鼻の毛穴と頬の毛穴が目立つ原因は全く別物なのです。

鼻の毛穴が目立ってしまう原因は、皮脂の過剰分泌です。皮脂が過剰に分泌したことで、毛穴に角

栓が詰まり、角栓がどんどん大きくなることで、毛穴が目立つようになります。さらに角栓が空気

に触れることで酸化を起こし、黒ずみが目立つようにもなります。もともと鼻周りは皮脂の分泌が

多い場所なので、毛穴が目立ちやすくなります。

毛穴はトラブルを起こしやすい

毛穴に対しては、なんとなくマイナスイメージが多いのでは?これは肌トラブルの多くが、毛穴やその周囲で起きる現象と関係しているためでしょう。

代表的な肌荒れである“ニキビ”も、毛穴のトラブルなのです。

毛穴のトラブルはなぜ起きるのか。

多くの理由は毛穴が詰まることと、なんらかの理由で皮脂分泌が盛んになることですね。

毛穴詰まりの原因は様々ですが、主な正体は異常角栓。

古い角質と皮脂が混ざり合って毛穴の出口を塞ぎ、それが酸化したり内部で皮脂が溜まることがトラブルの引き金です。

皮脂腺の発達や皮脂量は、体質や食生活、スキンケア等の影響を受けます。

中でも男性ホルモンの働きは重要視すべき。

男性ホルモンには皮脂を多く出す作用があり、女性であっても存在しているのです。

皮脂過剰になると毛穴が開きやすくなる、毛穴が詰まった時に内部で皮脂が溜まりやすいなどのトラブルに繋がるでしょう。

パーツによって異なる毛穴

体の部位によっては、特定の毛穴が多い、少ないといった違いがあります。

毛穴の種類により皮脂量や毛の特徴など微妙に性質が異なるので、パーツによって毛の量や太さ、皮脂量が違うのです。

また、体の部位によって皮膚の厚さも違うため、それぞれに応じたケアが必要となります。

毛穴は人体に必須の器官!正しい毛穴ケアが美肌に繋がる

毛穴は人体の健康維持においてなくてはならない。

その一方で、ケアを疎かにしたり自己流で間違ったケアを続ければ状態が悪化します。

毛穴の健康は美肌の絶対条件といっても過言ではありません。

毛穴が本来の役目を果たせる、そんなスキンケアを目指す必要がありますね。

局所麻酔

局所麻酔とは?

苦痛を伴う医療行為(手術がその代表格といえる)を実施する前に、専用の麻酔薬を投与する処置法。
患者の負担を取り除くことや、正確でリスクのない医療を実現することを主な目的とする。
手術を行う部位に限定して投与するなど、患者が意識を失う結果にならない点で全身麻酔と区別される。

植毛手術においてはグラフトの植え込みにしばしば用いられている。局所麻酔の安全性はじゅうぶんに検証されているため、患者が懸念を抱く必要はまったくない。
麻酔を注射で投与する際も、現在ではわずかな痛みが発生する程度である。

手術が終わってからも麻酔の効果はまだ残っていることが多い。そのため、自転車の運転等は控えることが望ましい。

慢性休止期脱毛症(CTE)

慢性休止期脱毛症(CTE)とは? 

女性に多くみられる脱毛症。女性の薄毛の悩みの過半数に達するといわれる。びまん性脱毛症の一種に分類されることがある。
男性型脱毛症(AGA)と比較されることが近年増えている。

何らかの原因で頭髪の休止期が長期化してしまい、頭髪のヴォリュームが軽減していくという特徴がある。その原因についてはさまざまで、ストレスをはじめとした精神的な影響もあれば、ホルモンバランスの乱れによるケースもある。体調を崩したことがきっかけになるケースもあると考えられている。

男性型脱毛症(AGA)等と比べると研究はそれほど進んでいない。はっきりとした治療法はまだ確立されていないが、専門医の診察を受けた上で投薬や手術を用いた治療法を早めに受けることが求められる。

ARTAS(アルタス)

ARTAS(アルタス)とは?

アメリカで開発された、現在のロボット植毛を代表する方法。
特殊なロボットを用いて、ドナーを採取する作業を行う。

ドナーの採取が医師の手作業で行わないため、医師の技量、長時間に及ぶ作業による疲労等から発生する精度・効率の変化に左右されずに正確な採取を期待できる点が大きなメリットとなる。機械が行うため、時間もかからない。

ただし、ドナーの移植作業は医師が手作業で行う。この方法では、ロボットに任せる範囲を絞ることで、機械の強みと手作業の強みをまんべんなく活用している点が最大のメリットとなっている。

また、医師の手ですべて行うよりも切開の割合が少なくなるので、身体への負担がかからないのも私たちにとって喜ばしい点であろう。

このARTASは、日本に上陸してからまだ日が浅いため受けられる場所は少ない。またロボットの導入コストが高いため、患者の負担額も自然と高額になる。ドナーを採取される範囲が広い点もデメリットのひとつと考えられている。