髪の乾かし方

「男は黙って自然乾燥」という人にこそ読んでほしい情報です。男性は女性に比べて「髪の乾かし方」を気にしたことがない、という人が多いと思います。しかし、ほんの少し意識を変えるだけで髪の艶が良くなったり、女性に好感を持たれるという方法が世の中にはあります。髪の乾かし方もその一つ。実は自然乾燥よりもドライヤー等で速く乾かした方が髪に良いのです。

 

自然乾燥のデメリット

自然乾燥ですと以下の様なデメリットがあります。

・髪がぱさつきやすい
・血行不良で髪がやせる
・頭皮の悪臭の原因
・頭皮に雑菌が繁殖しやすくなる

最も気になるのは頭皮環境の悪化です。雑菌が繁殖しやすくなり、悪臭の原因になります。雑菌の繁殖を防ぐには髪を濡れたまま放置せず、ドライヤーで素早く乾かした方がいいでしょう。

 

髪を乾かす前の準備

髪を乾かす前にまずはしっかりとタオルで水分を取り除きましょう。
頭皮を拭くように水分を取って下さい。毛先をタオルに挟み、押さえるようにする程度で大丈夫です。髪をこすり合わせる行為はやってはいけません。髪の毛が傷つきダメージが蓄積します。
頭皮を拭くようなイメージでタオルドライするのがコツです。

 

正しい髪の乾かし方

ここでは効率よく髪を乾かす基本的な方法を記述します。
まず乾かすのは前髪と根元付近です。根元から乾かすことで時間を短縮できます。前髪はヘアスタイルで最も大切なので、変な癖がつかないよう早めに乾かします。

また、癖が出やすい部分も先に乾かしちゃいましょう。癖毛は濡れているときがもっとも直しやすいのです。逆に乾いていると直しづらいので気をつけましょう。

ドライヤーからの温風は平均で約110度です。あまりにも髪に近づけ過ぎると、髪が傷むのはもちろん頭皮が火傷する可能性がありますので、20センチほど離して使用するようにしましょう。

 

どこまで乾かすの?

髪の分け目がパカッと割れてしまい悩んでいる方や、分け目を消したい方は濡れているうちに左右に髪を振りましょう。こちらもクセを矯正しながら乾かすことが大事です。
そして髪をどこまで乾かすかについてですが、これは根元が完全に乾くまでドライヤーを当てるのが正解です。頭皮が生乾きの状態では雑菌が繁殖しやすくなります。

癖毛を抑える乾かし方

癖毛を抑えるには髪が濡れた状態で乾かす必要があります。指で髪をはさみながらドライヤーを当てましょう。根元を7割くらい乾かしたら毛先のドライに入ります。特に癖が強い部分から乾かしていくのがポイントです。少し湿っているくらいからしっかりと乾かせば癖はかなり収まります。

あえて癖毛風にしたいとき

あえて癖毛にみせたい、癖毛をいかしたいときはまず8割くらいまで髪を乾かします。手のひらで髪をくしゃくしゃに握り風をあてます。髪があたたまったら、冷気をあてて冷していきましょう。
ただし髪がかなり硬い人や、直毛の人には効果がでにくいという点を留意して下さい。

ショートヘアで厚みを出す方法は?

男性、女性問わず、ショートヘアの場合、トップのボリュームアップが素敵なヘアスタイルに近づくために肝心です。指で髪をつまみあげその中にドライヤーの風を送り込むようなイメージで乾かしましょう。
ポイントは根元が乾ききる直前におこなうことです。
髪が乾ききってしまうと形を変える事は困難になります。その前にいかにうまく乾かせるかが大事なのです。

冷風を使いこなす

髪がしっかりと乾いたら、ドライヤーのスイッチを冷風に切り替えましょう。約1分ほど全体にまんべんなく風をあてていきます。冷風をあてることにより、髪の毛のキューティクルが整い、艶がアップします。
濡れた部分を見つけたら再度温風に切り替え、しっかりと乾かしていきましょう。

早く乾かす方法

「忙しくて髪を乾かす時間がない!」そんなときのための裏ワザがあります。オススメは「タオルを被ってドライヤーをあてる」方法です。タオルで水分を取りながら髪の毛を乾かす事が出来ます。このとき、タオルが熱くなりすぎないように注意しましょう。マイクロファイバーのタオルを使うとより早く乾きます。

浴室、洗面所で乾かさない

入浴後、浴室はもちろん洗面所も湿度が高くなっています。そういう場所では髪が乾くのも遅くなりがちです。自室や居間などに移動してドライヤーを使い、素早く髪の毛を乾かしていきましょう。

ハイパワーのドライヤーを使う

ワット数1200w以上のドライヤーを使用しましょう。ワット数が大きいとその分風量も多くなり早く乾きます。ワット数が大きいドライヤーも最近は2000円前後から購入出来るので、入手しやすくなっています。

まとめ

髪は濡れるだけでも傷むのでなるべく早く乾かした方がいいでしょう。頭皮に雑菌が繁殖すると悪臭だけでなく脱毛などの原因となる可能性もあります。短髪の方や自然乾燥派の方も積極的に利用してみることをオススメします。