自毛植毛で白髪は減るのか

自毛植毛手術を希望する方は若年の方よりもある程度、年齢を重ねた方が多いです。だからといって100歳近辺が多いかと言えばそうではなく、どちらかと言えば30~60代までの働き盛りの方に特に多いとかと思います。

働き盛りの方は言い換えれば人生で最も充実し、完熟した時期に差し掛かっている方とも言えます。人間の機能的にいえば、10~20代が最もパフォーマンス的に充実しているのではないか。だからそれは間違いだという人もいます。この意見も間違いではありません。実際に五輪に出場するスポーツ選手が最も好記録を出すのがかなり若い年齢なので、そこにピークがあると思うのもなんら不思議なことではありません。現に最も体を酷使する体操選手は20代前半がピークです。フィギュアスケートの選手に至っては14歳近辺がピークだったという選手もいるほどです。

肉体的パフォーマンスにおいてはそのような場合もあるかもしれません。しかし、人生という長い尺度で物事を考えると、最もパフォーマンスを発揮できるのは10代でも20代でもありません。総合的に考えると個人差がありますが30~50代と考えていいと思います。

これは肉体だけでなく、頭脳や経験も駆使し、自身のパフォーマンスを総合力として考えると、ある程度年齢と経験を重ねた方が効率よく動けるためです。現在最も頭脳を駆使する責任感ある仕事といえば政治家や経営者ですが、活躍している人はお年を召した方々ばかりです。自毛植毛の需要が年を重ねた人に多い理由が分かって頂けたと思います。

そして充実度とは裏腹にこの年代から白髪や薄毛が進行してしまうのは何とも皮肉なことです。

今回は薄毛とともに悩む人が多い白髪について取り上げます。

白髪とは

白毛症。毛母色素細胞が産生するメラニン色素が欠乏し,毛髪が色調を失った状態。先天性の白髪は毛母色素細胞の欠如ないし高度の機能低下 (白子) によって起り,後天性の白髪は同細胞の機能低下ないし停止による。一般に加齢により増加するが,尋常性白斑,円形脱毛症,プリングル病,ウェルナー症候群などの基礎疾患があって二次的に生じる場合も多い。

コトバンクより

白髪が生まれる仕組みからまず、お話します。

毛髪に色を与えているのは実は「メラニン色素」。 メラニン色素を生成しているのが「メラノサイト」というものです。毛母細胞の周りにある色素生成細胞のことなのです。メラノサイトがメラニン色素をこのように生成しているのですが、生成するためには、「チロシナーゼ」という酵素が必要なのです。

簡単に白髪になる原因は2つ。1つは「チロシナーゼ」の減少、 そしてもう1つは「メラノサイト」が減少するということになります。 2つが減少する原因についてですが、加齢やストレス・食生活の変化と言われていますが、実は完全には明らかにされていないのです。

 
▼メラニンについてはこちらの記事でも解説しています。
メラニン

 

自毛植毛で白髪は減る?

自毛植毛は移植元のドナーの性質を引き継ぐのです。白髪を移植すれば、移植先でも白髪のまま定着するということになります。つまり黒髪を増やしたい場合、黒髪を移植すればよいということになります。

自毛植毛は後頭部や側頭部の髪を自分の前頭部など気になる部分に移植します。このとき後頭部や側頭部の髪のほとんどが白髪だったら、黒髪を増やすということがほぼ不可能ということになります。

つまり、黒髪を多くしたいという希望を持っていても、自身の髪の毛のほとんどが白髪であったなら叶わぬ願いとなりうるということです。


 

アスク井上クリニックの「i-SAFE」は高い生着力とデザイン力を兼ね備えた自毛植毛法

薄毛治療には、薬や外用薬といった進行を抑える方法が一般的ですが、根本的な改善を目指すなら「自毛植毛」が有力な選択肢となります。中でもアスク井上クリニックが提供する独自の自毛植毛法「i-SAFE(アイセーフ)」は、高い生着率と自然な仕上がりを両立させた最先端の技術です。

科学的根拠に基づく生え際デザインで自然な仕上がりを実現

植毛の結果は「どこに・どう植えるか」で決まる、といっても過言ではありません。i-SAFEでは、ただ髪を増やすだけでなく、生え際のラインや密度、毛の向きまで一人一人に合わせて設計します。顔立ちや年齢、髪質に応じたデザインが組まれるため、植毛後の仕上がりが極めて自然です。

不自然な「不揃いの前髪」や「直線的すぎる生え際」になる心配が少なく、自分の髪のように違和感なく馴染むという声も少なくありません。単に増やすのではなく、「その人に合った髪をつくる」という考え方が、i-SAFEの大きな特徴といえるでしょう。

陰圧吸引で毛根へのダメージを抑え、高い生着率を実現

i-SAFEが優れている理由の1つは、毛根の採取方法にあります。従来の手術ではメスを使うケースもありましたが、i-SAFEでは陰圧(吸引)を活用しながら、非常に小さな器具で毛根を丁寧に取り出します。これにより、採取の際に毛包へ与えるダメージを抑えられるのです。

傷跡も最小限に抑えられるよう工夫されており、術後の腫れや痛みも少なく済むのが特徴です。そして何より、毛がしっかりと生着しやすいため、一度の施術で長く効果を維持できることが、他の方法と大きく異なります。薬のように継続的な服用を前提とせず、定着後は自然に髪が伸び続けるのも魅力の1つです。

▼アスク井上クリニックのi-SAFEについてはこちらの記事でも解説しています。
当院独自の植毛法 i-SAFEとは

まとめ

薄毛(AGA)は遺伝によって発症リスクが高まることがわかっていますが、決してあきらめる必要はありません。内服薬で進行を抑え、外用薬で発毛を促し、さらに根本的に治療したい場合は自毛植毛という選択肢もあります。大切なのは正しい知識を持ち、早めに対策を始めることです。未来の髪を守る行動は、今日からでも始められます。

もし少しでも気になる点があれば、植毛・自毛植毛専門クリニックのアスク井上クリニックの無料カウンセリングをご活用ください。

監修医師

井上 浩一 アスク井上クリニック院長

井上 浩一 アスク井上クリニック院長

経歴

1988年熊本大学医学部卒業
熊本大学医学部付属病院 勤務
1989年某大手美容整形外科クリニック 本院勤務
1998年都内美容外科クリニック 院長就任
2002年植毛クリニック開院
2014年アスク井上クリニック 開院
2022年アスク美容クリニック銀座 開院

学会等実績

日本美容外科学会 / 日本臨床毛髪学会 / 日本頭蓋顎顔面外科学会