自毛植毛した髪の寿命について

自毛植毛は長持ちするのか―。ということを心配し自毛植毛手術をためらう方もいるでしょう。

本格的に薄毛対策を考えるなら、植毛について知識を深めることは重要です。植毛した髪の寿命や植毛の種類についてご説明します。

自毛植毛の寿命・生着率について

自毛植毛術の有用性に関して,男性型脱毛症
や女性型脱毛症に対するシステマティック・レビュー
やランダム化比較試験は実施されていない.しかし,
2015 年度において世界全体で 397,048 件(男性 84.7%,
女性 15.3%)の自毛植毛術が実施されている68).さら
に,Beehner は著書の中で複数の報告を検討し,自毛
植毛術は 82.5%以上という高い生着率が得られること
を記載している

出典 https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

日本皮膚科学会ガイドラインの男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版によると、自毛植毛術は 82.5%以上という高い生着率が得られると記載されています。また世界的に広く実施されており、信頼性が高いことも分かります。

ちなみに一度生着した髪の毛の寿命は他の髪の毛と同じです。髪の毛のサイクルにより何度でも生え変わります。

 

植毛とは

植毛は手術で頭皮に毛髪を埋め込む行為を指します。 日本では、人工植毛と自毛植毛の2種類があります。それぞれ特徴に違いがあります。手術にかかる時間は半日程度で、ほとんどの場合、簡単に日帰りが可能です。

毛髪だけを切除し埋め込むわけではありません。毛髪が生えてくる毛乳頭といった組織ごとに移植する手術となります。

自毛植毛は埋め込んだ毛髪が、自前の毛髪として抜け落ちたり、生え変わったりする成長のサイクルを繰り返すことが大きな特徴です。

手術直後は大方毛髪が、一時的に抜け落ちますが、これはほとんどの場合問題ありません。下から新しい毛髪が生えてくる準備を行うためです。その後は自前の頭髪として、根付いて成長を続けます。

人工毛植毛との違い

人工毛植毛は合成繊維でできた人工の髪です。

自毛植毛と人工毛植毛の主な違いは、自毛植毛は拒絶反応がほぼないという点です。自毛植毛で移植するのは自分自身の髪、拒絶反応が出ることはほぼありません。

しかし、人工毛は人体からすると異物。人工毛植毛後は免疫反応により頭皮が炎症を起こしたり、重大な感染症に発展する可能性があります。

 

人工毛植毛の特徴

人工植毛は、人工的に作られた毛髪を頭皮に埋め込むことです。 素材には、シリコンや合成繊維など複数のものが使用されています。これはもちろん、人体にとっては異物です。当たり前ですが、実際の毛髪のように髪が成長することはありません。一度切ってしまえば生えてくることもありません。

それから植毛した後年に数回のメンテナンスが必要です。メンテナンスが繰り返されるたびに費用がかかります。さらに人工物であるため、免疫機能が働き拒絶反応が起こる可能性もあります。 炎症が出ないように免疫抑制剤が処方されることもあります。このせいで副作用が起こるリスクもあるのです。

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版ガイドラインにおいて、人工毛植毛は勧められないとはっきりと明記されています。理由は簡単です。このように、副作用に悩まされる懸念が非常に多くあるからです。

 

アスク井上クリニックの「i-SAFE」は高い生着力とデザイン力を兼ね備えた自毛植毛法

薄毛治療には、薬や外用薬といった進行を抑える方法が一般的ですが、根本的な改善を目指すなら「自毛植毛」が有力な選択肢となります。中でもアスク井上クリニックが提供する独自の自毛植毛法「i-SAFE(アイセーフ)」は、高い生着率と自然な仕上がりを両立させた最先端の技術です。

科学的根拠に基づく生え際デザインで自然な仕上がりを実現

植毛の結果は「どこに・どう植えるか」で決まる、といっても過言ではありません。i-SAFEでは、ただ髪を増やすだけでなく、生え際のラインや密度、毛の向きまで一人一人に合わせて設計します。顔立ちや年齢、髪質に応じたデザインが組まれるため、植毛後の仕上がりが極めて自然です。

不自然な「不揃いの前髪」や「直線的すぎる生え際」になる心配が少なく、自分の髪のように違和感なく馴染むという声も少なくありません。単に増やすのではなく、「その人に合った髪をつくる」という考え方が、i-SAFEの大きな特徴といえるでしょう。

陰圧吸引で毛根へのダメージを抑え、高い生着率を実現

i-SAFEが優れている理由の1つは、毛根の採取方法にあります。従来の手術ではメスを使うケースもありましたが、i-SAFEでは陰圧(吸引)を活用しながら、非常に小さな器具で毛根を丁寧に取り出します。これにより、採取の際に毛包へ与えるダメージを抑えられるのです。

傷跡も最小限に抑えられるよう工夫されており、術後の腫れや痛みも少なく済むのが特徴です。そして何より、毛がしっかりと生着しやすいため、一度の施術で長く効果を維持できることが、他の方法と大きく異なります。薬のように継続的な服用を前提とせず、定着後は自然に髪が伸び続けるのも魅力の1つです。

▼アスク井上クリニックのi-SAFEについてはこちらの記事でも解説しています。
当院独自の植毛法 i-SAFEとは

まとめ

薄毛(AGA)は遺伝によって発症リスクが高まることがわかっていますが、決してあきらめる必要はありません。内服薬で進行を抑え、外用薬で発毛を促し、さらに根本的に治療したい場合は自毛植毛という選択肢もあります。大切なのは正しい知識を持ち、早めに対策を始めることです。未来の髪を守る行動は、今日からでも始められます。

もし少しでも気になる点があれば、植毛・自毛植毛専門クリニックのアスク井上クリニックの無料カウンセリングをご活用ください。

監修医師

井上 浩一 アスク井上クリニック院長

井上 浩一 アスク井上クリニック院長

経歴

1988年熊本大学医学部卒業
熊本大学医学部付属病院 勤務
1989年某大手美容整形外科クリニック 本院勤務
1998年都内美容外科クリニック 院長就任
2002年植毛クリニック開院
2014年アスク井上クリニック 開院
2022年アスク美容クリニック銀座 開院

学会等実績

日本美容外科学会 / 日本臨床毛髪学会 / 日本頭蓋顎顔面外科学会