ミノキシジルはミノキという略称などで多くの人に知られており、テレビのCMなどで一般層にも浸透しています。一度は聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。
ミノキシジルは薄毛の代表的な治療薬です。しかし、その効能や正しい使い方は意外と知られていません。実はミノキシジルは使用法や量を間違えると重篤な副作用の危険もある薬です。しかしあまり心配する必要はありません。これは個人が何の知識もない際に使った場合であり、医師の指導の下、正しく使用する分にはたいていの場合、問題は少ないのです。
今回は薄毛治療薬の中でもミノキシジルについてご説明します。
目次
ミノキシジルとは
ミノキシジルは血管拡張作用を有します。実は高血圧患者の治療薬として1979年から使用されていたものです。しかし、副作用として全身の多毛が認められ、発毛剤として開発が進められました。そして1988年にAGA治療薬として承認。今ではフィナステリド、デュタステリドと等と並ぶ、代表的なAGA治療薬のひとつとなっています。
ミノキシジルについて一番注意が必要なのは次項です。ミノキシジルは服用し使用する内服薬と直接頭皮に塗布して使用する外用薬があります。
効果は
ミノキシジルは毛細血管を広げ血液の流れをスムーズにしす。血流が良くなるといえばイメージしやすいのではないでしょうか。血流が良くなるということは毛細血管の隅々を通り、栄養を髪の毛にきちんと運んでくれます。つまりは毛乳頭細胞から作られる毛母細胞を刺激する物質の産生を促したり、毛乳頭細胞を増殖させるという働きがあります。これらの作用によりミノキシジルは発毛を促しているといえます。
効果はいつからか
効果が出るのは個人差が大きいとされます。一般的には6か月は継続し、効果が出ているか様子を見るべきでしょう。しかし早い方は3か月ほどから効果を実感するという声も聞きます。

ミノキシジル外用薬
実は一般的に薄毛治療で用いられるミノキシジルという用語はこちらのことを指すことが多いです。それはなぜか。外用薬は日本皮膚科学会が定める「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017版」において推奨度が高い治療法だからです。これは自毛植毛よりも推奨度が高く、多くの人に認められている治療薬ということができます。
外用薬は市販品もあります。濃度は5%までと定められているのです。薄毛で悩んでいる人は医師に相談のうえ、正しい量を使用することが推奨されます。
基本的な使い方は特に難しいものではありません。1日2回、脱毛した箇所にに直接塗布します。朝と夜に一度ずつ塗布するのが理想。量は間違えないようにして下さい。多く塗布すればその分効果も大きくなるということではないからです。正しい用量・用法を守ること。これにより効果を実感することができます。
自己流で勝手に量を決め、いたずらにたくさん塗布するなどは控えて頂ければと思います。それではミノキシジルが持つ本来の効果を正しく発揮できなくなってしまいかねません。
▼自毛植毛についてはこちらの記事でも解説しています。
自毛植毛とは?
ミノキシジル内服薬
多くの方は植毛の治療薬と聞くと、内服薬の方を想像する方が多いのではないでしょうか。しかし薄毛改善に効果が期待できるのですが、国内において臨床試験が行われていないため、薄毛治療薬としては推奨されていません。
遺伝による薄毛(ハゲ)の治療方法

「薄毛は遺伝だから治らない」と思われがちですが、実は治療で進行を抑えたり発毛を促したりすることが可能です。ここでは、AGA(男性型脱毛症)の治療でよく使われる方法を詳しく紹介します。
内服薬
AGA治療の中心となるのが、毎日服用する内服薬です。代表的なのはフィナステリドやデュタステリドで、これらは男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素の働きによってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑えます。
DHTは、毛根に脱毛の命令を出してしまう原因物質のため、その量を減らすことで抜け毛の進行を防ぐのです。毎日の服用で効果が持続し、現状維持や抜け毛の減少、髪の太さの改善などが確認されています。
ただし、効果を実感するまでには数ヶ月以上かかることもあり、続けることが大切です。
外用薬
もう1つの重要な治療が、頭皮に直接塗るタイプの外用薬です。特に有名なのがミノキシジルで、発毛を促す作用があります。ミノキシジルは頭皮の血流を改善し、毛根の細胞を活性化することで、髪の成長サイクルを整えます。
これにより休止期に入っていた毛根が再び成長期に入り、細くなっていた髪が太く長く育つ効果が期待できるのです。市販薬としても使えるため、始めやすいのも特徴です。内服薬と併用することで「抜け毛を減らす」と「新しい髪を増やす」を両立し、より高い治療効果が目指せます。
自毛植毛
薬だけでは効果が出にくい場合や、見た目の変化を早く望む方に選ばれているのが自毛植毛です。自分の後頭部などAGAの影響を受けにくい部分の毛根を採取し、薄くなった部分へ移植する方法です。
移植した髪は定着すると半永久的に自分の髪として生え続けるため、自然で長期的な効果が期待できます。外科的な手術にはなりますが、技術の進歩で傷跡も目立ちにくくなり、ダウンタイムも短くなっています。
ただし、費用が比較的高額になる点や、医師の技術によって仕上がりに差が出る点もあるため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
なぜ自毛植毛が根本治療なのか
薄毛治療には薬や外用薬などさまざまありますが、「根本的に薄毛を解決したい」と考える方に注目されているのが自毛植毛です。薬との違いや、自毛植毛が根本治療と呼ばれる理由を詳しく解説します。
投薬は「抑制」止まり
AGA治療で一般的に使われる内服薬は、テストステロンを脱毛の原因となるDHTに変換する酵素(5αリダクターゼ)の働きを抑えます。これによってDHTの量を減らし、毛根への悪影響を防ぐことで抜け毛の進行を遅らせます。
しかし、薬の効果は飲み続けている間だけで、服用をやめると再びDHTが増え、薄毛が進行してしまうのです。つまり、投薬は薄毛を治す治療ではなく、現状維持のための方法です。長く効果を保つためには毎日欠かさず飲み続ける必要があり、体質や副作用のリスクも考える必要があります。
自毛植毛なら「1回で完了」
自毛植毛は、後頭部などAGAの影響を受けにくい部分から健康な毛根を採取し、薄毛が気になる部分に移植する治療法です。移植されたドナー毛はDHTの影響をほとんど受けないため、一度しっかりと定着すれば半永久的に髪が生え続けます。
薬のように毎日飲んだり塗ったりする必要はなく、一度の手術で効果を感じられるのが大きな魅力です。さらに移植された髪は自分自身の髪のため、自然に伸び、パーマやカラーも楽しめます。
もちろん、手術には費用やダウンタイムが必要ですが、「薄毛を根本的に改善したい」という方にとって、自毛植毛は有力な選択肢といえます。
アスク井上クリニックの「i-SAFE」は高い生着力とデザイン力を兼ね備えた自毛植毛法
薄毛治療には、薬や外用薬といった進行を抑える方法が一般的ですが、根本的な改善を目指すなら「自毛植毛」が有力な選択肢となります。中でもアスク井上クリニックが提供する独自の自毛植毛法「i-SAFE(アイセーフ)」は、高い生着率と自然な仕上がりを両立させた最先端の技術です。
科学的根拠に基づく生え際デザインで自然な仕上がりを実現
植毛の結果は「どこに・どう植えるか」で決まる、といっても過言ではありません。i-SAFEでは、ただ髪を増やすだけでなく、生え際のラインや密度、毛の向きまで一人一人に合わせて設計します。顔立ちや年齢、髪質に応じたデザインが組まれるため、植毛後の仕上がりが極めて自然です。
不自然な「不揃いの前髪」や「直線的すぎる生え際」になる心配が少なく、自分の髪のように違和感なく馴染むという声も少なくありません。単に増やすのではなく、「その人に合った髪をつくる」という考え方が、i-SAFEの大きな特徴といえるでしょう。
陰圧吸引で毛根へのダメージを抑え、高い生着率を実現
i-SAFEが優れている理由の1つは、毛根の採取方法にあります。従来の手術ではメスを使うケースもありましたが、i-SAFEでは陰圧(吸引)を活用しながら、非常に小さな器具で毛根を丁寧に取り出します。これにより、採取の際に毛包へ与えるダメージを抑えられるのです。
傷跡も最小限に抑えられるよう工夫されており、術後の腫れや痛みも少なく済むのが特徴です。そして何より、毛がしっかりと生着しやすいため、一度の施術で長く効果を維持できることが、他の方法と大きく異なります。薬のように継続的な服用を前提とせず、定着後は自然に髪が伸び続けるのも魅力の1つです。
▼アスク井上クリニックのi-SAFEについてはこちらの記事でも解説しています。
当院独自の植毛法 i-SAFEとは
まとめ
薄毛(AGA)は遺伝によって発症リスクが高まることがわかっていますが、決してあきらめる必要はありません。内服薬で進行を抑え、外用薬で発毛を促し、さらに根本的に治療したい場合は自毛植毛という選択肢もあります。大切なのは正しい知識を持ち、早めに対策を始めることです。未来の髪を守る行動は、今日からでも始められます。
もし少しでも気になる点があれば、植毛・自毛植毛専門クリニックのアスク井上クリニックの無料カウンセリングをご活用ください。

















