目次
髪の健康について
脱毛といえば実はその症状において様々な種類があることをご存知でしょうか。詳細は次回以降の
コラムにおいて記述しますが、この部分の認識を誤ってしまうと、困ることが多いと思うので重大事項を中心に説明いたします。
髪の抜け毛の原因は多くの方が遺伝だと思われているかもしれますが、それは半分正解であり半分は不正解です。なぜでしょうか。脱毛には栄養不足やストレスが原因と言われているものもあるからです。もちろん解明されていない脱毛もありますが、多くは遺伝か栄養不足、ストレスのどれかに分別できます。
じつは髪の毛は頭皮の毛細血管によって栄養が運ばれてきます。
つまりは何らかの原因で血管が詰まったり、栄養が運ばれなくなると、髪は栄養失調状態となり抜け落ちてしまうことになります。つまり普段のきちんとした食生活が髪の毛を丈夫にすることにもつながりますし、極めて大事なことだとわかっていただけるかと思います。
健康を疎かにしては体のあちらこちらで支障が出ます。ということはそれが巡り巡って髪の毛のサイクルにも影響を及ぼしかねないということは考えてみれば当たり前のことなのです。
▼ストレスについてはこちらの記事でも解説しています。
ストレス
発毛、脱毛について
じつは発毛サイクルを見ると、細胞が盛んに細胞分裂を繰り返し、髪が伸びていく期間は成長期と呼ばれています。そして毛髪の成長速度は1日に0.3〜0.4mm。1か月では1〜2cmほど伸びます。そして毛母細胞には活動できる期間がほぼ決まっているので、細胞分裂が止まると退行期となります。髪が毛母細胞から離れ、それから毛髪が抜けるまでの皮膚が表面に上がってくるのが休止期です。さらに毛髪が抜けて脱落すると再び成長期に移っていきます。
発毛サイクルに関しては期間が長く、1本の寿命は男性が3〜5年です、女性は4〜6年とされています。成長期が2〜5年、退行期と休止期が数か月。つまり成長期が圧倒的に長くなっています。この約10万本といわれている毛髪のうち、なんと90%は成長期にあり、順調に成長していれば発毛サイクルは確保されるというわけです。
それから休止期になって抜け落ちる毛髪の数は平均100本ほど。寝ている時間が1日の3分の8時間と仮定すると、つまりは朝起きたときに枕に30本以上の髪がついていても当たり前の範囲ということができます。
よく創作の作品においては、髪の毛が枕に多くついているから抜け毛が進行しているという表現が見られます。これはほとんどの場合において、正しい知識が前提でない場合は、余計な焦りを生み出してしまう間違った知識であるといえます。なぜでしょうか。
それは上記のように、わずかですが、誰でも髪の毛は自然と抜けるからです。確かにその量が上記よりも大幅に多い場合は問題ですが、そうではない方が多数なわけです。
まずここでしっかりと知っておいてほしいことは、繰り返すようですが、誰でも自然と髪の毛は抜け、また生え変わるということです。この生え変わる毛がいつもと比べて若干多かったからといって、ただちに薄毛が進行していると診断できるかといえば、そうではないというほかないのです。
薄毛が進行しているかどうかは、植毛クリニックの医師でなければ正しい判断ができないのも実情です。これはただ薄毛であるということは素人判断でもできそうなものですが、適切な治療をするとなると、病名を知らないことはリスクでしかありません。CTEにAGA薬を使ってもほとんどの場合、効果が現れないことが多く、貴重な時間を無駄にしてしまう恐れがあります。

AGA発症のメカニズムとは
AGA(男性型脱毛症)は、テストステロンという男性ホルモンと「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって発症のきっかけが作られます。テストステロンが5αリダクターゼと結びつくと、「DHT(ジヒドロテストステロン)」というより強力な男性ホルモンに変化します。このDHTが、髪の成長にブレーキをかける「脱毛因子」を増加させてしまうのです。
脱毛因子は、毛根に「もう髪を伸ばさずに抜けろ」という命令を出す役割を持っています。その結果、本来数年かけて伸びるはずの髪の成長期がどんどん短くなり、髪は十分に太く長く育つ前に抜け落ちてしまいます。こうして細く短い髪ばかりが増えていき、薄毛が進行してしまうのです。
さらに重要なのは、このDHTへの感受性や5αリダクターゼ活性の強さは、人それぞれ異なり、大部分が遺伝によって決まるという点です。親や祖父が薄毛の場合、その体質を受け継いでいるとAGAを発症しやすくなる可能性が高くなります。
AGAは、ただ男性ホルモンの量が多いから起こるわけではありません。テストステロンと5αリダクターゼが結びつきDHTが増えること、そして毛根がDHTに強く反応してしまう体質。これらが合わさって発症します。そしてその体質こそが、遺伝の影響を強く受けているのです。
遺伝による薄毛(ハゲ)の治療方法

「薄毛は遺伝だから治らない」と思われがちですが、実は治療で進行を抑えたり発毛を促したりすることが可能です。ここでは、AGA(男性型脱毛症)の治療でよく使われる方法を詳しく紹介します。
内服薬
AGA治療の中心となるのが、毎日服用する内服薬です。代表的なのはフィナステリドやデュタステリドで、これらは男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素の働きによってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑えます。
DHTは、毛根に脱毛の命令を出してしまう原因物質のため、その量を減らすことで抜け毛の進行を防ぐのです。毎日の服用で効果が持続し、現状維持や抜け毛の減少、髪の太さの改善などが確認されています。
ただし、効果を実感するまでには数ヶ月以上かかることもあり、続けることが大切です。
外用薬
もう1つの重要な治療が、頭皮に直接塗るタイプの外用薬です。特に有名なのがミノキシジルで、発毛を促す作用があります。ミノキシジルは頭皮の血流を改善し、毛根の細胞を活性化することで、髪の成長サイクルを整えます。
これにより休止期に入っていた毛根が再び成長期に入り、細くなっていた髪が太く長く育つ効果が期待できるのです。市販薬としても使えるため、始めやすいのも特徴です。内服薬と併用することで「抜け毛を減らす」と「新しい髪を増やす」を両立し、より高い治療効果が目指せます。
自毛植毛
薬だけでは効果が出にくい場合や、見た目の変化を早く望む方に選ばれているのが自毛植毛です。自分の後頭部などAGAの影響を受けにくい部分の毛根を採取し、薄くなった部分へ移植する方法です。
移植した髪は定着すると半永久的に自分の髪として生え続けるため、自然で長期的な効果が期待できます。外科的な手術にはなりますが、技術の進歩で傷跡も目立ちにくくなり、ダウンタイムも短くなっています。
ただし、費用が比較的高額になる点や、医師の技術によって仕上がりに差が出る点もあるため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
なぜ自毛植毛が根本治療なのか
薄毛治療には薬や外用薬などさまざまありますが、「根本的に薄毛を解決したい」と考える方に注目されているのが自毛植毛です。薬との違いや、自毛植毛が根本治療と呼ばれる理由を詳しく解説します。
投薬は「抑制」止まり
AGA治療で一般的に使われる内服薬は、テストステロンを脱毛の原因となるDHTに変換する酵素(5αリダクターゼ)の働きを抑えます。これによってDHTの量を減らし、毛根への悪影響を防ぐことで抜け毛の進行を遅らせます。
しかし、薬の効果は飲み続けている間だけで、服用をやめると再びDHTが増え、薄毛が進行してしまうのです。つまり、投薬は薄毛を治す治療ではなく、現状維持のための方法です。長く効果を保つためには毎日欠かさず飲み続ける必要があり、体質や副作用のリスクも考える必要があります。
自毛植毛なら「1回で完了」
自毛植毛は、後頭部などAGAの影響を受けにくい部分から健康な毛根を採取し、薄毛が気になる部分に移植する治療法です。移植されたドナー毛はDHTの影響をほとんど受けないため、一度しっかりと定着すれば半永久的に髪が生え続けます。
薬のように毎日飲んだり塗ったりする必要はなく、一度の手術で効果を感じられるのが大きな魅力です。さらに移植された髪は自分自身の髪のため、自然に伸び、パーマやカラーも楽しめます。
もちろん、手術には費用やダウンタイムが必要ですが、「薄毛を根本的に改善したい」という方にとって、自毛植毛は有力な選択肢といえます。
アスク井上クリニックの「i-SAFE」は高い生着力とデザイン力を兼ね備えた自毛植毛法
薄毛治療には、薬や外用薬といった進行を抑える方法が一般的ですが、根本的な改善を目指すなら「自毛植毛」が有力な選択肢となります。中でもアスク井上クリニックが提供する独自の自毛植毛法「i-SAFE(アイセーフ)」は、高い生着率と自然な仕上がりを両立させた最先端の技術です。
科学的根拠に基づく生え際デザインで自然な仕上がりを実現
植毛の結果は「どこに・どう植えるか」で決まる、といっても過言ではありません。i-SAFEでは、ただ髪を増やすだけでなく、生え際のラインや密度、毛の向きまで一人一人に合わせて設計します。顔立ちや年齢、髪質に応じたデザインが組まれるため、植毛後の仕上がりが極めて自然です。
不自然な「不揃いの前髪」や「直線的すぎる生え際」になる心配が少なく、自分の髪のように違和感なく馴染むという声も少なくありません。単に増やすのではなく、「その人に合った髪をつくる」という考え方が、i-SAFEの大きな特徴といえるでしょう。
陰圧吸引で毛根へのダメージを抑え、高い生着率を実現
i-SAFEが優れている理由の1つは、毛根の採取方法にあります。従来の手術ではメスを使うケースもありましたが、i-SAFEでは陰圧(吸引)を活用しながら、非常に小さな器具で毛根を丁寧に取り出します。これにより、採取の際に毛包へ与えるダメージを抑えられるのです。
傷跡も最小限に抑えられるよう工夫されており、術後の腫れや痛みも少なく済むのが特徴です。そして何より、毛がしっかりと生着しやすいため、一度の施術で長く効果を維持できることが、他の方法と大きく異なります。薬のように継続的な服用を前提とせず、定着後は自然に髪が伸び続けるのも魅力の1つです。
▼アスク井上クリニックのi-SAFEについてはこちらの記事でも解説しています。
当院独自の植毛法 i-SAFEとは
まとめ
薄毛(AGA)は遺伝によって発症リスクが高まることがわかっていますが、決してあきらめる必要はありません。内服薬で進行を抑え、外用薬で発毛を促し、さらに根本的に治療したい場合は自毛植毛という選択肢もあります。大切なのは正しい知識を持ち、早めに対策を始めることです。未来の髪を守る行動は、今日からでも始められます。
もし少しでも気になる点があれば、植毛・自毛植毛専門クリニックのアスク井上クリニックの無料カウンセリングをご活用ください。

















