薄毛対策

①健康でいることが何よりの薄毛対策

現在、私たちの周りには薄毛改善のために様々な育毛剤などが発売されていますし、医療機関でも薄毛治療は多く行われています。
もちろん、薄毛を改善するために利用したり相談をすることはとても良いことだと思いますが、日々の生活に少し気を使うことで薄毛対策になることも日常生活の中にはたくさんあるのです。

また、頭皮は身体の中でとても繊細な部分だといわれています。その頭皮を守るために髪の毛が生えているのは皆さんご存知かとは思いますが、一番デリケートな部分だからこそ、頭皮の状態にダイレクトに表れてしまうのです。まずご自身の健康を整える意識を持つことから始めてみては如何でしょうか。きっと、良い影響が出てくることと思います。

では、健康とはどのようなことを言うのでしょうか。

例えば貴方が健康的な食事をしていて適度な運動をしていても、大きな悩みを抱えていて精神的に不安定な状況だとしたら、、残念ながらそれは健康とは言えません。肉体的にも精神的にも安定した状態、生き生きした状態が本当の「健康」な状態と言えるのではないでしょうか。

皆さんは今「健康」ですか?心身ともに健康を目指すことが何よりの薄毛対策になることと思います。

②睡眠はとればいいという訳ではない

私たち人間は一生のうちにどのくらい睡眠をとっているのか皆さんご存知でしょうか?正解は、、、大体ひとり80歳生きたとするとその30%~40%は睡眠をとっていると言われています。

年で数えると大体20年から25年くらいの時間なんだとか…。多いような気がしますが睡眠は人間にとって健康を保つため必要には不可欠なものなのです。

睡眠をすることで、1日中動いた身体を休め、回復、免疫力の向上、ダメージからの修復などのために「成長ホルモン」を分泌する働きがあります。

ただ、睡眠をして身体を回復させる際に、髪の毛への修復の優先順位は低く、脳や心臓などの身体の重要な器官がまず優先されるのです。そのため、睡眠不足が続いてしまうと、髪の毛まで成長ホルモンの分泌量が少なくなり頭皮の代謝も悪くなり、髪の毛へも栄養が行き届かなくなり、薄毛対策どころか、薄毛への道へそのまま向かってしまうのです。

丈夫な頭皮、髪の毛を育てるためには質の良い睡眠時間を取り、成長ホルモンを分泌することが重要です。

そのため、早い時間(22時から2時の間のゴールデンタイム)に睡眠時間をとることが成長ホルモンが分泌されると言われていますが、それが難しい方はぐっすりと眠りが取れるように眠る前に音楽やアロマ、などリラックスできるような状態で眠りにつくことができれば、質の良い睡眠をとることができるでしょう。

ただ、寝ればいいというわけではなく、日々のこうした工夫が薄毛改善に繋がります。

 

③食事の工夫

日々の食事に気を遣うことでも薄毛の改善には繋がります。逆に、悪い食生活を送っていれば薄毛になってしまうこともあります。

ただ、これを食べれば薄毛が治る!!!というような奇跡の食べ物はおそらく存在しません…。

そもそも、抜け毛が増え薄毛が増えるのは、身体の中に「5aリダクターゼ」が増え過ぎてしまうことが原因のひとつだと言われています。また、「5aリダクターゼ」が増えることで、AGA(男性型脱毛症)を引き起こすとも言われています。「5aリダクターゼ」を簡単に説明すると、男性ホルモンが強くなるような働きがあり身体にとっては必要なものなのですが、ただ、あり過ぎてしまうと髪の毛にとってはマイナスな働きをしてしまうのです。そのため、「5aリダクターゼ」の増加を抑えAGAの発症を防ぎながら成長ホルモンの分泌を促すような食事を心がけることが大切です。

では、どんな食事を摂ることが薄毛対策になるのでしょうか。

薄毛改善に良いと言われている食べ物は、ミネラルやビタミン類などの栄養素を多く含んでいると言われています。具体的には毎日摂取しやすく、なおかつ美味しいものというと、「納豆」が一番食べやすいのではないでしょうか。納豆には大豆イソフラボンが含まれており、その大豆イソフラボンは髪の毛を抜けにくい状態にしてくれる働きも持っています。

ただ、先ほども申し上げた通り食べれば薄毛が治る!といったような奇跡の食べ物ではありませんから、バランスよく食事を摂ることが大切です。毎日の食事の中に少しでも納豆や大豆類を取り入れていくことをおすすめします。

 

④頭皮の衛生環境気にしたことありますか?

皆さんは、ご自身の頭皮の衛生環境って気にしたことはありますでしょうか。

実は、薄毛対策のために食事、睡眠などに気をつかっていても頭皮の衛生環境が悪いと、逆に薄毛を促進してしまうのです。では、頭皮の良い衛生環境とはどのような状態のことを言うのでしょうか。一番の理想は、必要な皮脂がありながら、増え過ぎず、減り過ぎず、バランスの良い皮脂の衛生環境を保つことです。

まず、皮脂を増やしすぎないこと。この原因には男性ホルモンが活発になりすぎてしまうことがひとつあげられます。男性ホルモンが活発になりすぎることで頭皮の分泌量が増え、皮脂が酸化し、「過酸化脂質」ができ、頭皮と毛根の炎症を引き起こしてしまいます。

また、皮脂を減らしすぎないこともポイントです。この原因には、シャンプーで洗いすぎることがひとつ言えます。皮脂を清潔に、と何度も何度も洗ってしまうと皮脂が減りすぎて、身体が皮脂を分泌させようとするのです。そうするとかえって皮脂が分泌し過ぎてしまうため、結果的に皮脂が増えてしまい衛生環境的によくない状態を引き起こします。

衛生環境改善のために、以下にポイントをまとめてみました。良い衛生環境の頭皮を目指しましょう。

1.シャンプーを見直す

毎日するシャンプーのケアはとても重要です。自分に合っていないものを使うと痒みやフケの増加にも繋がります。自分に合ったシャンプー選びをしましょう。また、何を使えばいいのかわからない方はいつもの美容室、床屋さんなどに相談してみると自分に合ったものを教えてくれると思いますよ。

2. 枕を清潔にする

皆さんの枕は清潔ですか?普段使用している枕にも薄毛の原因が隠れています。寝ている間にかいた汗が枕に残り、雑菌が繁殖してしまうため、お風呂で頭皮を清潔にしても寝ている間に頭皮が雑菌だらけになってしまいます。通気性の良い枕を選び、また、枕カバーを清潔に保つために、3日に1度変えることをおすすめします。

3.頭皮マッサージ

マッサージをすることで頭皮の血流がよくなります。凝り固くなって溜まっていた頭皮の脂が絞り出るようになりますし、頭皮の奥の細胞にまで栄養、酸素が行き届くようになり、頭皮が元気になります。

▼シャンプーについてはこちらの記事でも解説しています。
シャンプーやスタイリング剤の正しい知識
 

⑤ ストレスは薄毛に大敵!

薄毛の悩みを抱えている人の多くはストレスを溜めてしまう人が多いと言われています。では、何故ストレスが薄毛の原因になってしまうのでしょうか。

私たちは普段、さまざまなストレスを抱えて生活しています。ストレス社会とも言われる時代ですから、ストレスを抱えている事自体は普通のことなのです。ただ、そのストレスが強いものだと、精神的にも不安定になり身体や精神的にも影響が出てしまうため、薄毛の原因となるのです。日々の生活からストレス解消することを心がけることが薄毛対策へと繋がるようになります。

ストレス改善の方法を以下にまとめましたので参考にして頂ければと思います。

▼ストレスについてはこちらの記事でも解説しています。
ストレス

ストレス

●睡眠時間は7時以上

睡眠は、成長ホルモンを活発化させるため薄毛のためにも良いと言われていますがストレス改善にもなります。ポイントはリラックスをして睡眠をとることです。短い睡眠でもぐっすり眠ることで筋肉の活動が沈静化してストレスから解放させることができます。ただ薄毛対策を考えると最低7時間は睡眠をとることをおすすめします。

 

●適度な運動をする

運動をすることはストレス発散にはとても効率的と言われています。過度な運動ではなく、普段できるジョギング、ランニング、ウォーキングなどの適度な運動でかまいません。ストレスも改善されますし新陳代謝の活性化を促すため頭皮へ栄養が行き届き一石二鳥です。

●入浴時間を増やす

入浴をすることで、1日の疲れを癒すだけではなく全身の血流促進にも繋がります。特に38°~40°のお湯に浸ることで自律神経の副交感神経が刺激されるので薄毛の原因ともなる交感神経の活性化を抑えてくれます。また、ざぶっと浸かってすぐに出るというわけではなく10分以上はお湯に浸かるようにしましょう。また、入浴剤を入れて香りで癒されるのも効果があります。

●趣味や自分の好きな時間を持つ

自分の夢中になれるのものはありますか?嫌な事も忘れて何かに熱中する時間はストレス発散にとても効果的なのです。また、共通の趣味を持った友人がいると楽しみも増えてストレスの改善のひとつになります。熱中できるものがないという方でもわざわざ作る必要はありません。映画を見たり、読書をしたり、音楽を聴いたり、好きな女優さん、俳優さんの番組を見たり…といったことでも十分ストレス発散になると思います。

●美味しいものを食べる

一番手軽にできるストレス解消法かもしれません。美味しいものを食べるだけで、幸せな気持ちになりますよね。それがストレス解消になるのです。ただ、甘いものは一時的にストレスを解消する効果はありますが、頭皮の状態やコレステロールなどの問題を考えると摂り過ぎはあまりよくありません。おすすめしたい食事は、和食です。和食は副交感神経の働きをよくしてくれますから、仕事のお昼休みに美味しい定食屋さんを見つけてランチに通うのも楽しいストレス解消に繋がるかもしれません。

身体に良いものを食べるのも良いですが、一番好きな食べ物を食べるのが一番のストレス解消に繋がると思います。

 

AGA発症のメカニズムとは

AGA(男性型脱毛症)は、テストステロンという男性ホルモンと「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって発症のきっかけが作られます。テストステロンが5αリダクターゼと結びつくと、「DHT(ジヒドロテストステロン)」というより強力な男性ホルモンに変化します。このDHTが、髪の成長にブレーキをかける「脱毛因子」を増加させてしまうのです。

脱毛因子は、毛根に「もう髪を伸ばさずに抜けろ」という命令を出す役割を持っています。その結果、本来数年かけて伸びるはずの髪の成長期がどんどん短くなり、髪は十分に太く長く育つ前に抜け落ちてしまいます。こうして細く短い髪ばかりが増えていき、薄毛が進行してしまうのです。

さらに重要なのは、このDHTへの感受性や5αリダクターゼ活性の強さは、人それぞれ異なり、大部分が遺伝によって決まるという点です。親や祖父が薄毛の場合、その体質を受け継いでいるとAGAを発症しやすくなる可能性が高くなります。

AGAは、ただ男性ホルモンの量が多いから起こるわけではありません。テストステロンと5αリダクターゼが結びつきDHTが増えること、そして毛根がDHTに強く反応してしまう体質。これらが合わさって発症します。そしてその体質こそが、遺伝の影響を強く受けているのです。

 

遺伝による薄毛(ハゲ)の治療方法

遺伝による薄毛(ハゲ)の治療方法

「薄毛は遺伝だから治らない」と思われがちですが、実は治療で進行を抑えたり発毛を促したりすることが可能です。ここでは、AGA(男性型脱毛症)の治療でよく使われる方法を詳しく紹介します。

内服薬

AGA治療の中心となるのが、毎日服用する内服薬です。代表的なのはフィナステリドやデュタステリドで、これらは男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素の働きによってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを抑えます。

DHTは、毛根に脱毛の命令を出してしまう原因物質のため、その量を減らすことで抜け毛の進行を防ぐのです。毎日の服用で効果が持続し、現状維持や抜け毛の減少、髪の太さの改善などが確認されています。

ただし、効果を実感するまでには数ヶ月以上かかることもあり、続けることが大切です。

外用薬

もう1つの重要な治療が、頭皮に直接塗るタイプの外用薬です。特に有名なのがミノキシジルで、発毛を促す作用があります。ミノキシジルは頭皮の血流を改善し、毛根の細胞を活性化することで、髪の成長サイクルを整えます。

これにより休止期に入っていた毛根が再び成長期に入り、細くなっていた髪が太く長く育つ効果が期待できるのです。市販薬としても使えるため、始めやすいのも特徴です。内服薬と併用することで「抜け毛を減らす」と「新しい髪を増やす」を両立し、より高い治療効果が目指せます。

自毛植毛

薬だけでは効果が出にくい場合や、見た目の変化を早く望む方に選ばれているのが自毛植毛です。自分の後頭部などAGAの影響を受けにくい部分の毛根を採取し、薄くなった部分へ移植する方法です。

移植した髪は定着すると半永久的に自分の髪として生え続けるため、自然で長期的な効果が期待できます。外科的な手術にはなりますが、技術の進歩で傷跡も目立ちにくくなり、ダウンタイムも短くなっています。

ただし、費用が比較的高額になる点や、医師の技術によって仕上がりに差が出る点もあるため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。

 

なぜ自毛植毛が根本治療なのか

薄毛治療には薬や外用薬などさまざまありますが、「根本的に薄毛を解決したい」と考える方に注目されているのが自毛植毛です。薬との違いや、自毛植毛が根本治療と呼ばれる理由を詳しく解説します。

投薬は「抑制」止まり

AGA治療で一般的に使われる内服薬は、テストステロンを脱毛の原因となるDHTに変換する酵素(5αリダクターゼ)の働きを抑えます。これによってDHTの量を減らし、毛根への悪影響を防ぐことで抜け毛の進行を遅らせます。

しかし、薬の効果は飲み続けている間だけで、服用をやめると再びDHTが増え、薄毛が進行してしまうのです。つまり、投薬は薄毛を治す治療ではなく、現状維持のための方法です。長く効果を保つためには毎日欠かさず飲み続ける必要があり、体質や副作用のリスクも考える必要があります。

自毛植毛なら「1回で完了」

自毛植毛は、後頭部などAGAの影響を受けにくい部分から健康な毛根を採取し、薄毛が気になる部分に移植する治療法です。移植されたドナー毛はDHTの影響をほとんど受けないため、一度しっかりと定着すれば半永久的に髪が生え続けます。

薬のように毎日飲んだり塗ったりする必要はなく、一度の手術で効果を感じられるのが大きな魅力です。さらに移植された髪は自分自身の髪のため、自然に伸び、パーマやカラーも楽しめます。

もちろん、手術には費用やダウンタイムが必要ですが、「薄毛を根本的に改善したい」という方にとって、自毛植毛は有力な選択肢といえます。

 

アスク井上クリニックの「i-SAFE」は高い生着力とデザイン力を兼ね備えた自毛植毛法

薄毛治療には、薬や外用薬といった進行を抑える方法が一般的ですが、根本的な改善を目指すなら「自毛植毛」が有力な選択肢となります。中でもアスク井上クリニックが提供する独自の自毛植毛法「i-SAFE(アイセーフ)」は、高い生着率と自然な仕上がりを両立させた最先端の技術です。

科学的根拠に基づく生え際デザインで自然な仕上がりを実現

植毛の結果は「どこに・どう植えるか」で決まる、といっても過言ではありません。i-SAFEでは、ただ髪を増やすだけでなく、生え際のラインや密度、毛の向きまで一人一人に合わせて設計します。顔立ちや年齢、髪質に応じたデザインが組まれるため、植毛後の仕上がりが極めて自然です。

不自然な「不揃いの前髪」や「直線的すぎる生え際」になる心配が少なく、自分の髪のように違和感なく馴染むという声も少なくありません。単に増やすのではなく、「その人に合った髪をつくる」という考え方が、i-SAFEの大きな特徴といえるでしょう。

陰圧吸引で毛根へのダメージを抑え、高い生着率を実現

i-SAFEが優れている理由の1つは、毛根の採取方法にあります。従来の手術ではメスを使うケースもありましたが、i-SAFEでは陰圧(吸引)を活用しながら、非常に小さな器具で毛根を丁寧に取り出します。これにより、採取の際に毛包へ与えるダメージを抑えられるのです。

傷跡も最小限に抑えられるよう工夫されており、術後の腫れや痛みも少なく済むのが特徴です。そして何より、毛がしっかりと生着しやすいため、一度の施術で長く効果を維持できることが、他の方法と大きく異なります。薬のように継続的な服用を前提とせず、定着後は自然に髪が伸び続けるのも魅力の1つです。

▼アスク井上クリニックのi-SAFEについてはこちらの記事でも解説しています。
当院独自の植毛法 i-SAFEとは

まとめ

薄毛(AGA)は遺伝によって発症リスクが高まることがわかっていますが、決してあきらめる必要はありません。内服薬で進行を抑え、外用薬で発毛を促し、さらに根本的に治療したい場合は自毛植毛という選択肢もあります。大切なのは正しい知識を持ち、早めに対策を始めることです。未来の髪を守る行動は、今日からでも始められます。

もし少しでも気になる点があれば、植毛・自毛植毛専門クリニックのアスク井上クリニックの無料カウンセリングをご活用ください。

監修医師

井上 浩一 アスク井上クリニック院長

井上 浩一 アスク井上クリニック院長

経歴

1988年熊本大学医学部卒業
熊本大学医学部付属病院 勤務
1989年某大手美容整形外科クリニック 本院勤務
1998年都内美容外科クリニック 院長就任
2002年植毛クリニック開院
2014年アスク井上クリニック 開院
2022年アスク美容クリニック銀座 開院

学会等実績

日本美容外科学会 / 日本臨床毛髪学会 / 日本頭蓋顎顔面外科学会