症例の術後4ヶ月以降経過詳細
男性 / 生え際から頭頂部 / 2,560グラフト
手術前
術後4か月経過
手術前
術後3年11か月経過
疾患名 | 男性型脱毛症、慢性休止脱毛症 |
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問診(対応)内容:カウンセリング時の内容 | 過去に1,000グラフトの植毛されたが、修正と追加の植毛を希望された。他のクリニックを何件か回ったそうですが、当院を選択された。 |
移植本数(グラフト数) | 2,560株(グラフト) |
施術の解説 | 頭頂部に関しては移植グラフトの数を多くしてしまうと既存の髪の毛にダメージを与えてしまう可能性があるため、少なめにした。 |
施術の費用 | 2,174,700円(税込) |
施術の治療期間・回数 | 移植回数1回 |
主なリスクと副作用について | 術後のショックロスならびにごく希に採取部にも円形脱毛状の一時的脱落が起こる可能性がある。また、移植毛は若干クセ毛になる。移植部に知覚鈍磨が起こる等々 |
施術後の写真の経過月 | 術後4か月経過・術後3年11か月経過 |
当院補足説明 | 過去に他のクリニックで1,000グラフトの植毛経験がある方でした。 植毛したのは良いのだがスカスカ感とそもそものデザインが気に入らず、色々なクリニックに相談に行かれたそうですが、当院の診断を受けて、最終的に当院の井上院長の施術をご希望されました。 生え際から頭頂部にかけて2,260グラフト、頭頂部は300グラフトの移植になりました。頭頂部に関しては移植グラフトの数を多くしてしまうと既存の髪の毛にダメージを与えてしまう可能性があるため、少なめに提案させていただきました。 施術方法は刈り上げてヘアシートを装着。普通に週末に施術を受けられ、月曜日から会社に出社されたほど、周りの人には気づかれない状態をご提供することができました。 以前のクリニックで行った時はいわゆる切る施術を行ったので後頭部に傷が残ってしまい、その部分も最初は植毛したいとお考えなさっていたのですが、限られた資源(ドナー)は前の薄い部分に使った方が有効的だというご説明を行っていました。 |
症例写真 一覧
施術前
施術後(術後3年11か月経過)
診察時の様子・施術について
カウンセリング、手術時の様子
自毛植毛の知識量が豊富で、当院スタッフや院長に施術に関する技術的な質問を投げかけていたのが印象的でした。
ただネットの知識を鵜呑みにしている部分も散見されたため、頭頂部植毛のメリットとリスク(ショックロス等)を改めてご説明させて頂きました。
過去に植毛経験があるということで、施術時は非常にリラックスされた様子でした。
これまでの治療歴等
先述した通り、過去に他院で1,000グラフトの植毛経験があり。植毛前は主に市販の育毛剤を使用されていたと聞きました。
しかしあまり効果がなく、他院で最初の自毛植毛を行ったとのことです。施術は切る植毛であるFUSS。
1,000グラフトほどの移植だったそうですが、仕上がりに満足できず、当院で修正手術に臨んだ次第です。
自毛植毛アドバイス
この患者様と同じようなケースの方が手術するメリット、デメリット
他院で施術を受けた方がその仕上がりに満足できず、修正を望むケースはよく見られます。
カウンセリング時に、いつ、どこで、どのような施術を受けたか等を当院スタッフ並びに医師にお話しください。また前回の施術で気になった点や、術後の経過についても細かく教えて頂けると、スムーズに対応が可能です。
自毛植毛の修正手術は症例数をこなしているクリニックが望ましいでしょう。術後はショックロスと、採取部に一時的な脱落が起こることがあります。
この患者様と同じような症例で悩む方へ
頭頂部は、他の部位に比べて複雑な髪の生え方をしており、つむじから放射線状に生える毛を再現するためには、高い技術力が求められるのです。つむじが上手く形成できなければ、違和感のある仕上がりになってしまうこともあります。
また、移植株を患者様の希望だからと言って多くしてしまうと、既存の髪の毛にダメージを与えてしまう可能性があります。
このような事実を丁寧に説明して頂けるクリニックを選ぶことが重要です。