・フィナステリドデュタステリドにも長期連用で効きにくくなることはあるのですか?
・フィナステリドが効きにくくなりまいた、量を増やした方がいいですか?
ミノキシジルは暴走による発毛であるが故の耐性があるものですが、フィナステリドデュタステリドは、毛周期調整システム5α-DHT-ARの感受性が生まれつき高い人を正常化しようというものですので、しわ寄せ的な考えが成り立たないのです、これはシンプルにフィナステリドデュタステリドでは完全に抑えられるわけではないので毛包での微小炎症やエピジェネティックな修飾つまり破壊線維化ミニチュア化**が少しずつ進んだと考えられる こうなるとフィナステリドもデュタステリドも効きにくくなるということだとおもいます。
じゃあ、完全に抑えられるくらいたくさんフィナステリドデュタステリドの量を取ろうというのは、AGAの抑制と健康な体のトレードオフとなります。
**炎症性サイトカインが線維化関連遺伝子のプロモーター領域のメチル化状態を変化させたり、ヒストン修飾を変えたりするという経路が報告されています。エピジェネティックな変化が微小炎症と線維化を「連結」し、さらに「固定化」する鍵となっているのです。
投稿者プロフィール

- アスク井上クリニック 院長
- 経歴
1988年 熊本大学医学部卒業
熊本大学医学部付属病院 勤務
1989年 某大手美容整形外科クリニック 本院勤務
1998年 都内美容外科クリニック 院長就任
2002年 米国での自毛植毛研修を経て、植毛クリニック開院
2006年 某大手植毛クリニック 院長就任
2014年 アスク井上クリニック 開院
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