ちょっとマニアックになりますが、
孔開けには、ラインスリット、ニードルスリット、マイクロホールがあります。
実際、今世界中で最も使われているのはラインスリットかもしれません。
ただこの細いネイプを植え込むには、ラインスリットにそのまま挿入するとグラフトを傷めてしまうかもしれないので、少し押し開いて挿れることになります。
一方ニードルスリットなら、開けた時点で少し押し開いているため最も好都合です。
結局当院では25ゲージという注射針を使ってニードルスリットを開け、開けたらすぐに挿れるようにしています。
したがって、ラインスリットでサクサク開けるのとはちがい時間がかかりますが、グラフトの損傷を最小限にできます
ちなみによくやられるグラフトの毛根部分を把持して詰め込む方法はグラフトをとても傷めるため当院では禁止しています。
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監修
井上 浩一
アスク井上クリニック院長熊本大学医学部卒業、熊本大学医学部付属病院 勤務、某大手植毛クリニック 院長就任ののち、アスク井上クリニック 開院
>>ドクター詳細経歴
1988年 熊本大学医学部卒業 熊本大学医学部付属病院 勤務 1989年 某大手美容整形外科クリニック 本院勤務 1998年 都内美容外科クリニック 院長就任 2002年 植毛クリニック開院 2014年 アスク井上クリニック 開院 2022年 アスク美容クリニック銀座 開院 学会等実績