前回に引き続き、最近の手術の傾向です。アンシェーブンの割合が3割程度になってきました、一時ハイブリッドの方が多かったのですが、最近は単独のアンシェーブンの割合が増えてきたのです。なぜなのかについて分析していませんが、キャンペーン価格とかを続けてきたためかもしれませんし、実際、価格やかかる時間以外での欠点が少ない方法ではあります。以前のクリニックにいた頃よりこの考案した「刈らない」方法の推進者ではあ…
カツラは、一見手軽で、効果の高い方法のように思われますが、年齢不相応に密度が高い、思いの外維持費がかかる、帽子をかぶったまま生活をしている感じで煩わしい。バレているだろうけどあまりに落差が大きくそのカツラを外せない。などなど、いろいろと、苦労がつきまといます。だから、もうそろそろカツラをやめたいといって当院を受診される方がいらっしゃいます。自毛植毛で得られる髪は、ご自身の髪であり、毛周期を繰り返す…
最初は患者様から、ご提案頂いた方法です。もちろん当院だけのことですが、ちょっとしたブームとなっています。内容は、目立たない程度はバリカンで刈って、そこから効率良く採取して、それ以外は残った部分全体より、目立つことのない刈らないアンシェーブンで採取しようというものです。アンシェーブン単独は、目立つこともなく、株のクオリティを落とさない、とても優れた方法ではありますが、如何せん、手間がかかりその分多少…
切るFUSSと切らないFUEを組み合わせるハイブリッドi-SAFEを始めましたが、今日診察致しました患者様から、刈るスタンダードと刈らないアンシェーブンのハイブリッドはどうなのかと、ご質問いただきました。なるほど、自毛で隠せる範囲の刈り上げからとそれを超えるものはアンシェーブンでという考えは、これもまた合理的で効率のいい方法なんだなと思い、今後はこの方法(ハイブリッドアンシェーブンと呼びましょうか…
私のHPでも、一度で行える手術の上限はおよそ4000株(10000本)と記載しているのですが、東洋人において、ある程度AGAが進行しているケースでは、これはなかなか難しく、採取出来ても、手術時間は長く、後頭部の密度感は低くなりがちです。 そこで、多くの方で、この4000株(10000本)以上を手術できる可能性として、一つの解決法は、切るFUSSと切らないFUEを併用するハイブリッド法です。各々で2…