薄毛と血管プラークのリスク

プラークは歯医者でよく聞く言葉です。プラークは実は歯科領域では歯垢という意味ですがこれは医学的に別の意味でも用いられることがあります。
血管プラークと呼ばれるものは、血管内にこびりつき血液や血流に悪影響を及ぼすと言われているのです。

この血管プラークは実は薄毛と無縁ではないのです。

 

血管プラーク

血管のカベが厚くなることを“動脈硬化”といいます。おもに血管の老化現象ですが、そこにコレステロールなどの脂質の多い食事や運動不足、高血圧、糖尿病などの要因が加わると、動脈硬化がさらに進行し“プラーク”と呼ばれる病変ができます。

① 脳への血流が保てなくなる
② 進行し大きく膨らんだプラークが破れると血
栓(血のかたまり)ができる→血管のカベに血
栓がくっつき、血の流れが悪くなる・止まる
③ プラークや血栓が血管のカベからはがれて、
脳の血管を詰まらせてしまう

出典 http://mominoki-hp.or.jp/images/dock/pulark.pdf

血管プラークは、血管内にコレステロールがこびりつくことで血管の壁を厚くしてしまうことです。原因は、実は食生活の乱れや不摂生な生活習慣、喫煙や飲酒などです。

一般的に言われているのが悪玉コレステロールが増えることで血管プラークができやすくなるということです。気が付かない間にこれが進行し、血管プラークが小さくなることはないまま状況は悪化していきます。結果として動脈硬化になります。
この血管内のプラークが次々と剥がれ落ちると、これが血流に乗り脳や心臓に達します。その結果脳などの欠陥を詰まらせてしまうことも。このように心筋梗塞や脳卒中など病気の原因となるのです。

血管プラークを防ぐには

血管プラークを防ぐ方法をご説明致します。

常に偏った食事だと、悪玉コレステロールが発生しやすいのです。健康的な食事を心掛けましょう。ファストフードや揚げものばかり食べていると発生しやすくなると言われています。生姜など、血行を促進する食材も多く取り入れましょう。
またお酒も控えたほうがいいです。実はアルコールを大量に摂取することで、血管は縮みやすくなるのです。この結果、血管は劣化します。また健康診断で血管年齢を調べることも一応予防にはなります。血管プラークを作らない生活習慣を意識することが大事です。

薄毛と血管プラーク

ここまで見てみると、薄毛と血管プラークは特に関係が無いように思われます。しかし薄毛は血行不良も大きな原因と言われています。血管プラークができることで、血管内が狭くなります。血流の妨げとなるということです。

大きな血管もプラークで詰まりやすくなります。頭部にあるような細い毛細血管はより詰まりやすいのです。ここに血管プラークが出来ると、心臓から髪の毛に十分に栄養を届けることができなくなります。髪の毛の生育を妨げるため、薄毛に繋がります。

このほか加齢とともに血管プラークができるリスクは高まります。薄毛にも様々な原因がありますが、血管プラークが原因の薄毛と気づかない男性は多くいるのです。

 

 

自分の毛髪が生え続けます

自毛植毛は薄毛になりにくい部分の自分の髪の毛を採取し、薄毛部分に移植する植毛法です。毛髪の毛根の下部には毛乳頭があります。髪の毛の成長に必要な栄養素を取り入れる組織です。薄毛部分に移植された毛乳頭は毛細血管や神経と結合、着実に成長し毛髪が生えそろっていきます。

自毛植毛で一度植毛した毛髪がきちんと生着すれば、再び自分の髪の毛となります。抜け落ちても毛髪サイクルにより、半永久的に自分の毛髪が生え続けます。薄毛の影響を受けにくい後頭部・側頭部の髪の毛をドナーとし移植するので、治療後に脱毛症になり抜け落ちる心配はありません。

また、自分の毛髪なので、拒絶反応が起こる心配もありません。ダウンタイムもほとんどないので、術後も普段通りの生活をすることができます。

自毛植毛は髪の毛が生えそろうまで、基本的には半年~1年ほどかかります。 施術から1週間ほどで移植毛が生着、その後発毛します。1年が経つ頃には十分な長さに生え揃うでしょう。

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自毛植毛アスク井上クリニック 東京
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